Git Large File Storageについて
Git LFSは、リポジトリに実際のファイルではなく、ファイルへの参照を保存することで大きなファイルを扱います。 Git のアーキテクチャを回避するため、Git LFS では実際のファイル (どこか別の場所に格納されています) への参照として働くポインター ファイルが作成されます。 GitHub Enterprise Serverはこのポインタファイルをリポジトリ中で管理します。 リポジトリをクローンすると、GitHub Enterprise Serverはこのポインタファイルを大きなファイルを見つけるための地図として使います。
Git LFS を使うと、最大 5 GB までのファイルをリポジトリに格納できます。
ファイルごとの 5 GB の制限を超えた場合、ファイルは Git LFS によってサイレントに拒否されます。
Git LFSをGitHub Desktopと共に使うこともできます。 GitHub Desktop で Git FLS リポジトリをクローンする方法の詳細については、「GitHubからのGitHub Desktopへのリポジトリのクローン方法」を参照してください。
ポインタファイルのフォーマット
Git LFSのポインタファイルは以下のようになっています。
version https://git-lfs.github.com/spec/v1
oid sha256:4cac19622fc3ada9c0fdeadb33f88f367b541f38b89102a3f1261ac81fd5bcb5
size 84977953
使われている Git LFS の version
の後にファイルの一意識別子 (oid
) が付いたものが追跡されます。 また、最終的なファイルの size
も格納されます。
注:
- Git LFS は GitHub Pages サイトでは使用できません。
- Git LFS はテンプレートリポジトリでは使用できません。