GitHub Enterprise Importer について
GitHub Enterprise Importer は、Enterprise の GitHub Enterprise Cloud への移行を支援するように設計された、高度にカスタマイズ可能な移行ツールです。
リポジトリごとに移行することも、移行元と移行先がどちらも GitHub.com である場合は、Organization ごとに移行することもできます。
GitHub Enterprise Importer では、以下の機能を使って、Enterprise 固有のニーズを満たすように移行をカスタマイズできます。
- リポジトリ移行用の個別の移行アクセス許可ロール。移行を実行するチームや個々のユーザーを指定でき、Organization の所有者が移行を行う必要がなくなります。
- 忠実度の高い移行。1 つのリポジトリ、一連のリポジトリ、または Organization 全体を移行できます。
- 移行のカスタム試験的実行のサポート。運用環境の移行を実行する前に、必要なだけ何回でも移行を実行できます。
- わかりやすくてブロックしないエラー ログ。1 つの pull request のコメントを移動できないといった、重要ではない移行エラーが発生しても移行を続行できます。 移行の後で、自動的に開くログ ファイルを確認できます。
- ユーザーが保持する履歴の所有権。移行全体を通して、Git の履歴または GitHub のメタデータが維持されます。
GitHub CLI または API を使って、移行を実行できます。
GitHub CLI を使うと移行プロセスが簡単になるので、ほとんどのお客様に推奨されます。 カスタマイズのニーズが高い熟練したお客様は、API を使って、GitHub Enterprise Importer との独自の統合を構築できます。
サポートされる移行パス
GitHub Enterprise Importer は、次の移行元から GitHub Enterprise Cloud への移行をサポートしています。
- Azure DevOps (ADO) クラウド
- Bitbucket Server と Bitbucket Data Center 5.14 以降
- GitHub.com
- GitHub Enterprise Server (GHES) 3.4.1 以降
作業の開始
必要な移行パスと、GitHub Enterprise Importer が移行するデータの詳細については、次の記事を参照してください。