必要な環境
- GitHub Enterpriseのライセンスファイルを持っていなければなりません。 既存のライセンスファイルをダウンロードするか、トライアルライセンスをリクエストするには、enterprise.github.comにアクセスしてください。 詳しい情報については「GitHub Enterpriseライセンスの管理」を参照してください。
- GitHub Enterprise Server の仮想マシン (VM) を実行するマシンに、XenServer Hypervisor をインストールする必要があります。 バージョン 6.0 から 7.0 までをサポートしています。
- 初期セットアップには、XenCenter Windows Management Consoleを使うことをおすすめします。 以下にXenCenter Windows Management Consoleの使い方を示します。 詳しい情報については、Citrixのガイド"How to Download and Install a New Version of XenCenter"を参照してください。
ハードウェアについて
GitHub Enterprise Serverは、ルートディスクとは別に永続化用のデータディスクを必要とします。 詳しい情報については「システムの概要」を参照してください。 ストレージデバイスには、高パフォーマンスの SSD を直接アタッチするか、ストレージエリアネットワーク (SAN) を経由するかの、いずれかをおすすめします。 GitHub Enterprise Server インスタンスで使用するユーザライセンス数に基づくハードウェア構成をおすすめします。 |
ユーザライセンス | vCPUs | メモリ | アタッチされたストレージ | ルートストレージ |
---|---|---|---|---|
トライアル、デモ、あるいは10人の軽量ユーザ | 2 | 16 GB | 100 GB | 200 GB |
10-3000 | 4 | 32 GB | 250 GB | 200 GB |
3000-5000 | 8 | 64 GB | 500 GB | 200 GB |
5000-8000 | 12 | 96 GB | 750 GB | 200 GB |
8000-10000+ | 16 | 128 GB | 1000 GB | 200 GB |
以下に最小の推奨構成を示します。 ユーザのアクティビティや他の製品との結合といった利用方法によっては、さらに多くのリソースが必要になることがあります。 CPUリソースを増加させる場合には、GitHub Enterprise Serverインスタンスに追加されるCPUごと(最大で16CPU)に少なくとも6.5GBのメモリを追加することをおすすめします。 詳しい情報については、「CPUあるいはメモリリソースの追加」を参照してください。
ノート:ルートディスクは、新しいアプライアンスを構築するか、既存のアプライアンスを利用してリサイズできます。 詳しい情報については「ストレージ容量の増加」を参照してください。
警告: 継続的インテグレーション(CI)あるいはそれに類したシステムでリポジトリの変更をフェッチするには、webhookの利用をおすすめします。 定期的な自動チェック、あるいはポーリングは、インスタンスのスケーラビリティを大きく損ないます。 詳しい情報については「webhookについて」を参照してください。
GitHub Enterprise Server イメージをダウンロードする
- GitHub Enterprise Serverのダウンロードページにアクセスしてください。
- ライセンスファイルをダウンロードするにはDownload license(ライセンスのダウンロード)をクリックしてください。
- Get the latest release of GitHub Enterprise Server (GitHub Enterprise Server の最新リリースを入手) をクリックします。
- GitHubオンプレミスを選択し、続いてXenServer (VHD)をクリックしてください。
- ライセンスファイルをダウンロードするにはDownload license(ライセンスのダウンロード)をクリックしてください。
GitHub Enterprise Server インスタンスを作成する
インスタンスを作成するには、GitHub Enterprise Server のイメージを仮想マシンにインポートし、インスタンスのデータ用に追加のストレージボリュームをアタッチしなければなりません。 詳細は「ハードウェアについて」を参照してください。
- XenCenter で、ダウンロードした GitHub Enterprise Server のイメージをインポートします。 手順については、XenCenter ガイドの「ディスクイメージをインポートする」を参照してください。
- "Enable Operating System Fixup"のステップでは、Don't use Operating System Fixupを選択してください。
- 終了したら、VMの電源をオフのままにしておいてください。
- インスタンスデータ用にアタッチされるストレージボリュームとして使うための新しい仮想ディスクを作成し、サイズをユーザライセンス数に基づいて設定してください。 手順については、XenCenter ガイドの「仮想ディスクを追加する」を参照してください。
GitHub Enterprise Server インスタンスを設定する
- 仮想マシンのパブリックDNS名をコピーして、Webブラウザに貼り付けてください。
- プロンプトでライセンスファイルをアップロードし、管理コンソールのパスワードを設定してください。 詳しい情報については「GitHub Enterpriseライセンスの管理」を参照してください。
- Management Consoleで、希望する設定を行って保存してください。詳しい情報については、「GitHub Enterprise Server アプライアンスを設定する」を参照してください。
- インスタンスは自動的に再起動します。
- Visit your instance(インスタンスへのアクセス)をクリックしてください。
参考リンク
- "システムの概要"