GitHub Actions に関するサポートを受けるには、GitHub Support にお問い合わせください。
診断とトラブルシューティングにあたっての情報提供
プライベート リポジトリおよびインターナル リポジトリの内容は GitHub Support には表示されません。そのため GitHub Support は、問い合わせの経緯や状況を理解し、予想外の動作を再現するために追加で情報提供をお願いする場合があります。 GitHub Support に最初にチケットを発行するときにこうした情報を提供していただくことで、問い合わせを速やかに解決することができます。
GitHub Support に提供していただきたい情報には次のものが含まれる場合がありますが、これはあくまで一例です。
-
ワークフロー実行の URL。
例: https://DOMAIN/ORG/REPO/actions/runs/0123456789
- チケットに
.txt
ファイルとして添付するワークフロー.yml
ファイル。 ワークフローについて詳しくは、「ワークフローについて」をご覧ください。 - ワークフロー実行エラーの一例を示すワークフロー実行ログのコピー。 ワークフロー実行ログについて詳しくは、「ワークフロー実行ログの使用」をご覧ください。
ランナー ログのコピー。 (場所はランナー内の _diag
フォルダーを参照)。 セルフホステッド ランナーの詳細については、「セルフホストランナーのモニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。
セルフホステッド ランナー ログのファイル名は、Runner_YYYY####-xxxxxx-utc.log
や Worker_YYYY####-xxxxxx-utc.log
のような形式になります。
注: ファイルの拡張子を .txt
または .zip
に変更して、サポート チケットにファイルを添付してください。 ログやワークフロー ファイルのスニペットなどのテキスト データを、インラインでチケットに載せる場合は、Markdown コード ブロックとして正しく記述されていることを確認します。 Markdown の正しい書式設定について詳しくは、「基本的な書き方とフォーマットの構文」をご覧ください。
不適切な Markdown 構文により書式設定が失われ、提供いただいた情報が読み取れない場合、GitHub Support は添付ファイルまたは正しい Markdown 形式で情報を再度提出していただくようお願いする場合があります。
警告: GitHub Support に提供するすべてのファイルとテキストを適切に編集し、トークンやその他のシークレットなどの取り扱いに注意を要する情報を削除してください。
お問い合わせの内容によっては、より詳しく検討と分析を行うためにサポート バンドルを生成してアップロードしていただくよう GitHub Support からお願いする場合もあります。 GitHub Support へのデータ提供について詳しくは、「GitHub Support へのデータの提供」を参照してください。
エフェメラル ランナー アプリケーション ログ ファイル
GitHub Support は、エフェメラル ランナーからランナー アプリケーション ログ ファイルを要求する場合があります。 GitHub は、セルフホステッドエフェメラル ランナーからランナー アプリケーション ログ ファイルを転送して保持するメカニズムを実装していることを想定し、推奨しています。 ランナー アプリケーション ログ ファイルとセルフホステッド ランナーのトラブルシューティングの詳細については、「セルフホストランナーのモニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。
Actions Runner Controller
Actions Runner Controller (ARC) を使用している場合、GitHub Support からコントローラー、リスナー、およびランナー ポッドの完全なログの送信を求められる場合があります。 Actions Runner Controller を収集する方法について詳しくは、「Actions Runner Controller エラーのトラブルシューティング」をご覧ください。
Actions Runner Controller のサポート範囲について詳しくは、「アクション ランナー コントローラーのサポートについて」をご覧ください。
CodeQL と GitHub Actions
CodeQL 分析ワークフロー に関するサポートを希望する場合、GitHub Support から CodeQL のデバッグ成果物のコピーを提出していただくようお願いする場合があります。 CodeQL 分析ワークフロー のデバッグ成果物について詳しくは、「ログの詳細が十分ではない」を参照してください。
デバッグ成果物を GitHub Support に提供するには、サンプルのワークフロー実行から CodeQL のデバッグ成果物をダウンロードして、チケットに .zip
ファイルで添付してください。 ワークフロー成果物のダウンロードについて詳しくは、「ワークフローの成果物をダウンロードする」をご覧ください。
CodeQL のデバッグ成果物の .zip
ファイル サイズが大きすぎてチケットにアップロードできない場合は、GitHub Support にお問い合わせください。お客様とご相談の上で次のステップを決定します。
サポートのスコープ
サポートリクエストが弊社のチームが支援できるスコープ外だった場合、GitHub Support外で問題を解決するための次のステップをおすすめすることがあります。 サポートリクエストが主に以下の内容に関するものであれば、おそらくGitHub Supportのスコープ外になります。
- Jira などの第三者の統合
- Enterprise Cloud Importer (エキスパート主導の移行でのみ利用可能)
- ハードウェアのセットアップ
- CI/CD (Jenkins など)
- スクリプトの記述
- SAML ID プロバイダーなどの外部認証システムの構成
- オープン ソース プロジェクト
- CodeQLの新しいクエリの作成あるいはデバッグ
- 仮想ネットワークのセットアップ、カスタム ファイアウォール、プロキシ規則など、クラウド プロバイダーの構成。
- Kubernetes のセットアップ、ネットワークなどのコンテナー オーケストレーション。
- ワークフローとデータ管理に関する詳細なサポート
- ベータ版の機能。 ベータ版の機能のサポートは、GitHub Support の範囲外です。 ベータ版の機能のサポートについては、GitHub の営業チーム のアカウント マネージャーにお問い合わせください。
ワークフローとデータ管理の詳細については、GitHub Expert Services を参照してください。このサービスには、プラットフォームの使用を最適化するための専門のサポートが用意されています。
問題がスコープ外か判断できない場合は、チケットをオープンしてもらえれば先へ進むための最善の方法を定めるための支援をいたします。