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ワークフローで GitHub CLI を使用する

GitHub Actions ワークフローでは、GitHub CLI を使用してスクリプトを作成できます。

GitHub CLI の詳細については、「GitHub CLI について」を参照してください。

GitHub CLI は、GitHub でホストされるすべてのランナーにプレインストールされます。 GitHub CLI を使う各ステップで、GH_TOKEN という環境変数に必要なスコープを持つトークンを設定する必要があります。

任意の GitHub CLI コマンドを実行できます。 たとえば、このワークフローでは、gh issue comment サブコマンドを使って、issue が開かれるときにコメントを追加します。

YAML
name: Comment when opened
on:
  issues:
    types:
      - opened
jobs:
  comment:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - run: gh issue comment $ISSUE --body "Thank you for opening this issue!"
        env:
          GH_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
          ISSUE: ${{ github.event.issue.html_url }}

GitHub CLI を使って API 呼び出しを実行することもできます。 たとえば、このワークフローでは、最初に gh api サブコマンドを使って GraphQL API のクエリを実行し、結果を解析します。 次に、後のステップでアクセスできる環境変数に結果を格納します。 2 番目のステップでは、gh issue create サブコマンドを使って、最初のステップの情報を含む issue を作成します。

YAML
name: Report remaining open issues
on: 
  schedule: 
    # Daily at 8:20 UTC
    - cron: '20 8 * * *'
jobs:
  track_pr:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - run: |
          numOpenIssues="$(gh api graphql -F owner=$OWNER -F name=$REPO -f query='
            query($name: String!, $owner: String!) {
              repository(owner: $owner, name: $name) {
                issues(states:OPEN){
                  totalCount
                }
              }
            }
          ' --jq '.data.repository.issues.totalCount')"

          echo 'NUM_OPEN_ISSUES='$numOpenIssues >> $GITHUB_ENV
        env:
          GH_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
          OWNER: ${{ github.repository_owner }}
          REPO: ${{ github.event.repository.name }}
      - run: |
          gh issue create --title "Issue report" --body "$NUM_OPEN_ISSUES issues remaining" --repo $GITHUB_REPOSITORY
        env:
          GH_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}